「スキスムT 室内ドア　HK/HAデザイン」を発売

　永大産業株式会社（本社：大阪市、社長：大道正人）は2月28日から、新ブランド「Skism（スキスム）」の新製品「スキスムT 室内ドア　HK/HAデザイン」を全国発売いたします。この製品は木質素材ではなくアルミニウムを多用しており、木質建材を得意とする当社にとってはかなり異なる分野の製品であることから、お客様に対しては当初、個別の提案活動を実施する予定でした。しかし、2月に行われた流通大手の展示会に出展したところ、予想外に多くの来場者の関心を集め、当社としても十分な手ごたえを感じたことから、全国販売に踏み切ったものです。
　新製品「スキスムT 室内ドア　HK/HAデザイン」は縦框（かまち）の幅を従来品（65ミリ）と比べて22ミリと約3分の１に抑えたうえ、採光部に樹脂パネルを用いた点が大きな特長です。特に「HAデザイン」には、縦格子を組み合わせて、斬新な装いの中にも落ち着いた和の様式を感じさせる工夫を施しました。
　現在、注目を集めているいくつかのインテリアスタイルに、日本の伝統美を室内装飾に採り入れた「ジャパニーズ・モダン」があり、当社は「ジャパニーズ・モダン」による空間提案の充実を図ろうと、これに調和する室内ドアの開発に取り組んでまいりました。「スキスムT 室内ドア　HK/HAデザイン」は「ジャパニーズ・モダン」の空間提案に向けた代表的な製品です。

　当社ではインテリアに強いこだわりをもち、上質な空間を求める高級ゾーン向けにこの新製品の拡販を図りながら、さらなる「スキスム」ブランドの浸透を目指していく予定です。

スキスムT 室内ドア　HK/HAデザイン開発の背景

　住まいのインテリアトレンドである「ジャパニーズ・モダン」を求める声は根強く、近年ではより洗練されたデザインの製品が求められる傾向にあります。こうしたなか、当社では「ジャパニーズ・モダン」による空間提案をさらに追求していこうと、室内ドアに高い意匠性を付加するための研究開発を続けてまいりました。

スキスムT 室内ドア　HK/HAデザインの特長

　通常、当社の室内ドアの框部分は木質素材で構成されていますが、このたび発売した新製品は、障子の繊細なイメージを出しながら強度を保つため、框部分にアルミニウムを使用しました。この縦框の見付部分を幅22ミリに抑えながら、鏡板に樹脂パネル（クリア）を用いることで、これまでにない繊細かつシンプルな意匠性を実現しました（HKデザイン）。さらに「HAデザイン」は、樹脂パネル（クリア）の上に縦格子を組み合わせることにより、斬新な装いの中にも落ち着いた和の様式を感じさせるよう工夫しました。

■スキスムT 室内ドア　HKデザイン

• 縦框の見付をスリム化
  樹脂パネルを用いたデザイン
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■スキスムT 室内ドア　HAデザイン

• 縦格子の組み合わせで、和のテイストを演出
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カラーバリエーション

オーダーサイズ

　ドアの高さ（床上～縦枠上端部）は2,028ミリが標準品ですが、お好みによりハイドア（高さ2,288ミリ）やグランドハイト（高さ2,400ミリ）に変更することも可能です。

希望小売価格（片引き戸セット・標準品）

「HKデザイン」180,000円（消費税、工事費別）
「HAデザイン」290,000円（同上）
※ハイドアの場合：　　　上記価格にプラス14,100円
　グランドハイトの場合：　　　　同プラス48,000円

今後の展開

　当社はインテリアに強いこだわりをもち、上質な空間を求める高級ゾーン向けに、フローリングや収納など、他の「スキスムT」の各製品とのコーディネートを提案して拡販を図り、初年度850セット/年間（HK600セット、HA250セット）、3年後には2000セット/年間（HK1400セット、HA600セット）の販売を目指します。 　
　また、「スキスム」ブランドのさらなる浸透にも努めてまいります。