2019.12.10 ニュースリリース
宿泊施設向けシステム家具「Orroom(オアルーム)」を発売
非住宅分野での品揃えを強化
永大産業株式会社(本社:大阪市、社長:枝園統博)は12月16日、宿泊施設向けシステム家具「Orroom(オアルーム) 」を発売いたします。
2011年以降、増加する一方の訪日外国人数(インバウンド)は、2018年に3,000万人の大台に達しましたが、受け皿となる宿泊施設はまだまだ不足しているのが実情です。こうしたなか当社では、快適な住空間を実現しつつ、間取りの異なる客室でも対応できる新しい宿泊施設向けのシステム家具を開発いたしました。
「Orroom(オアルーム) 」とは、「Or=AあるいはB(~を選ぶ)」「room=部屋(室内空間)」の意味を持たせた造語で、豊富なベースアイテムから室内空間に合わせた家具を選べるほか、特注にも対応できる点が大きな特長です。色柄は、当社の主力ブランド「Skism(スキスム)S」の7柄を中心に取り揃え、フローリングや室内ドア、収納扉等とのトータルコーディネートも可能です。
さらに、この製品は完成品で納入するため、施工にかかる手間や時間を大幅に短縮することができます。
当社ではボリュームゾーンから中・高級までの幅広い層をターゲットに「Orroom(オアルーム) 」の売上高を初年度7,000万円、3年後には2億円/年とする計画です。
新製品開発の背景
訪日外国人数(インバウンド)は右肩上がりで伸びており、政府は2020年に4,000万人という目標を掲げています。2018年には3,000万人の大台に達しましたが、受け皿となる宿泊施設はまだまだ不足しているのが実情です。宿泊施設の建設とともに、そうした施設向けの内装材(家具)の需要も増していますが、物件毎に間取りや仕様の異なる宿泊施設の場合、規格品では対応できず、特注品となるのが一般的で、発注から納品まで手間と時間がかかっていました。こうしたなか当社では、快適な住空間を実現しつつ、間取りの異なる客室でも対応できる新しい宿泊施設向けのシステム家具「Orroom(オアルーム)」の開発に取り組んでまいりました。
Orroom(オアルーム)の特長
・ベースアイテムは、宿泊施設でよく用いられるワードローブ、デスクなどを豊富にラインナップしました(7種類、19アイテム)。
・設定したこれらのアイテムであれば、スピーディな見積が可能です。
・基本的に全て組立済みの完成品で納品するため、現場での手間を省き、施工時間を短縮できます。
プランニングのイメージ
今後の展開
当社では今年6月に策定した五ヵ年計画「EIDAI Advance Plan 2023」の達成を目指し、非住宅分野での品揃え強化を図っております。「Orroom(オアルーム)」の製品開発もその一環です。当社はボリュームゾーンから中・高級までの幅広い層をターゲットに、「Orroom(オアルーム)」の売上高を初年度7,000万円、3年後には2億円/年とする計画です。また同製品については随時、新しいアイテムを追加してまいります。
<問い合わせ先>
永大産業株式会社 お客様相談センター
電話:0120-685-110