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2020.06.25 ニュースリリース

非住宅分野へのアプローチを強化

「セーフケアプラス」の製品構成を全面的に見直し

 永大産業株式会社(本社:大阪市、社長:枝園統博)はこのほど、非住宅分野へのアプローチを強化する狙いから、当社の「セーフケアプラス」※の製品構成を全面的に見直しました。

 当社には、「高齢者住宅や介護施設を対象とした製品」「幼稚園や保育園などの園舎を対象とした製品」の2つの「セーフケアプラス」があり、それぞれのニーズに応じて製品を提供してまいりました。しかし、2011年の発売以降、積み上げてきた製造のノウハウや納入実績からのフィードバックを通じて、特に「セーフケアプラス」の主力製品である室内ドアについては、部材の共通化や製品そのものの規格化が可能となってきたことから、先頃見直しを図り、統一することにしたものです。これにより、双方の良いところを取り込み、製品としてさらに進化させました。

 当社は7月1日、新しい「セーフケアプラス」のカタログを発刊し、今後より一層、非住宅分野の開拓に取り組んでまいります。

※「セーフケアプラス」:小さいお子様からシニア世代まで安心・安全に使用できる高耐久製品として、当社が2011年に発売した製品の名称

2つの「セーフケアプラス」統一までの経緯

 当社は超高齢社会を背景に、シニアのリフォーム市場の拡大を見込んで、2011年5月に最初の「セーフケアプラス」製品である衝撃吸収フローリング「セーフケアダイレクト」を発売しました。翌2012年の春には「セーフケアダイレクト」に、手摺や吊り戸などの製品を加えた「セーフケアプラス」製品群を発売しました。

 このように当初は高齢者住宅や介護施設などに販売対象を絞っていましたが、2017年12月、待機児童の問題や幼稚園、保育園等の建替需要をにらんで園舎に特化した「セーフケアプラス」を発売しました。

 それ以降、当社には「高齢者住宅や介護施設を対象とした製品」と「幼稚園や保育園などの園舎を対象とした製品」という2種類の「セーフケアプラス」をラインナップしておりました。発売から9年経つ「高齢者住宅や介護施設を対象とした製品」は、これまで積み上げてきた製造のノウハウや、納入実績からのフィードバックを通じて得た製品情報により規格化が進みましたが、その後発売した「幼稚園や保育園などの園舎を対象とした製品」も同様に、製造のノウハウを蓄積し、その結果製品の規格化が可能になってきました。特にオプションも含めて品番の多い室内ドアについては「高齢者住宅や介護施設を対象とした製品」との部材の共通化が図れるようになってきたため、このたび統一することにしたものです。

製品構成の統一によるメリット

「高齢者住宅や介護施設を対象とした製品」(または「幼稚園や保育園などの園舎を対象とした製品」)のうち、室内ドアでは片方にしか使用していなかった部材を共通化したことにより、2つの機能を同時にお選びいただけるようになりました。

統一によるメリットのイメージ(室内ドア)

7月1日発刊の新しいカタログの概要

 新しく発刊するカタログは、これまで実施した市場調査の結果を踏まえ、施設の設計者、開発者の利便性向上に配慮しました。「セーフケアプラス」のうち、最も製品点数の多い室内ドアは、基本となる製品を軸に、お客様からご要望の多いオプションを併記し、仕様とおおまかな費用が容易に把握できるよう工夫しました。

今後の展開

 当社では「セーフケアプラス」の製品構成の見直しと新しいカタログの発刊を機に、提案型の営業を強化し、非住宅分野の開拓により一層取り組んでいく考えです。

<問い合わせ先>
永大産業株式会社 マーケティング部 広報課
電話:06-6684-3058