2022.03.22 ニュースリリース
和のテイストを取り入れた新デザインの製品を発売
「セーフケアプラス 大開口間仕切り吊り戸」
永大産業株式会社(本社:大阪市、社長:枝園統博)では、3月28日から「セーフケアプラス 大開口間仕切り吊り戸」(2021年12月発売)に、和のテイストを取り入れた新しいデザインの製品を発売します。
昨今、日本の伝統的な「格子」あるいは「麻の葉」などの文様が見直され、それを現代風にアレンジしたデザインが、様々な製品に取り入れられるようになっています。ホテルの客室やロビーなどの共用部、観光列車などにはそのような和のテイストが家具や壁面などに取り入れられ、非日常的な上質空間の演出に一役買っています。
こうした中、当社でも日本の伝統文様を製品に取り入れようと研究を進め、先頃、特殊技術で加工した「幾何学文様」と「縦桟文様」の化粧材を採光部に取り入れた「セーフケアプラス大開口間仕切り吊り戸」を開発いたしました。
当社では、主に高齢者向けの施設でのご利用を念頭に製品化を進めました。わが国の伝統文様を採光部に取り入れたデザインで、ともすれば無機的になりやすい空間に、安らぎや豊かさを感じられるようにするのが狙いです。
※「セーフケアプラス」:小さいお子様からシニア世代まで、安心・安全・快適にお使いいただけるよう配慮した当社製品の名称(2011年発売)
新デザイン投入の背景
わが国の伝統文様は、人々の暮らしに長く根ざしてきた習慣や行事などに由来し、たとえば「格子」をあしらった文様は、扇子や包装紙の柄などで日常的に目にすることができます。このような伝統文様を現代風にアレンジしたデザインが、現在、様々な製品に採用されていますが、インテリアでは特にホテルの客室やロビーの共用部、観光列車などの家具や壁面などで採り入れられ、非日常的な上質空間の演出に一役買うようになってきました。
当社は昨年12月、高齢者施設の共用スペースで4メートルを超える大開口部に対応できる「セーフケアプラス 大開口間仕切り吊り戸」を発売いたしましたが、今回、このような伝統文様を取り入れた「幾何学文様」と「縦桟文様」のデザインを追加し、品揃えの強化を図りました。
新しいデザインの特長
室内ドアの採光部に着目し、2種類の文様をご用意しました。
「幾何学文様」:日本の伝統文様である「麻の葉」などを参考に、様々な図形の重なりや連なりをイメージしたデザインです。
「縦桟文様」 :日本の伝統文様である「千本格子」をモチーフにしたデザインです。
Ⅰ.ドアデザイン(6種類、JG・JL・DG・DLは錠設置可能)
緩やかに間仕切ることを意識して、文様を吊り戸の上下の採光部に配置し、中央高さの視界・視線に配慮した「JG」「JL」、空間に映えるよう大きな採光部に文様を配置した「DG」「DL」、空間のアクセントとなるブラックフレームと中央部の鏡面パネル、その上下に文様を配置した「HG」「HL」の計6種類を新たにご用意しました。
Ⅱ.色柄(8種類)
ドアデザイン「JG・JL・DG・DL」にマットブラック柄の設定はございません。逆にドアデザイン「GH・HL」はマットブラック柄のみの設定です。
Ⅲ.開口アイテム バリエーション(7種類、いずれも枠外高最大2,500㎜まで可能)
標準セット価格
2枚片引き吊り戸セット \870,100~/セット(JGデザイン・引き手仕様・錠なし)
・表示価格は希望小売価格です。消費税、工事費は含まれておりません。
今後の展開
当社では製品開発において、常に「デザイン性」というファクターを重視しており、今回の新デザインの追加もその一環です。当社はこれからも、より美しく、使いやすいデザイン、あるいは暮らしの中に安らぎを与えるデザインを追求するとともに、非住宅分野においては「セーフケアプラス」製品群の市場浸透に力を入れてまいります。
<問い合わせ先>
永大産業株式会社 お客様相談センター
フリーダイヤル:0120-685-110