2022.06.27 ニュースリリース
「セーフケアプラス」製品群をさらに強化
8月からは新たに「ライトグレージュ」柄の製品も
永大産業株式会社(本社:大阪市、社長:枝園統博)は6月27日、室内ドアの一部デザインを改廃するとともに、自閉タイプやスライドインドアをリニューアルして発売いたします。さらに収納では吊り戸棚やキッズタイプのロッカーを追加いたします。
シューズボックスでは高齢者施設向けのリニューアルを行う一方、新たに園舎向けのキッズタイプを追加いたします。
また、8月22日からは、当社「Skism」ブランドの製品と同様、セーフケアプラス製品全般にも新柄の「ライトグレージュ」柄を追加いたします(関連情報を6月20日に公表済み)。
一般の住宅はもちろん高齢者施設や園舎などで、より一層の安全性向上や快適性向上が求められる中、当社では今後も引き続き「セーフケアプラス」の製品ラインナップを充実させてまいります。
※「セーフケアプラス」:小さいお子様からシニア世代まで安心・安全かつ快適性に配慮した製品として、当社が2011年に発売した製品の名称
「セーフケアプラス」製品群 強化の背景
わが国では一般の住宅はもちろん、不特定多数の方々が利用される高齢者施設や園舎に至るまで、より安全・安心で快適なインテリア部材が求められています。これを受け当社では近年、6m以上の大きな開口部へ設置できる「大開口間仕切り吊り戸」(2021年12月発売)や、園舎に個性を持たせられる「イラスト付きドア」(2022年1月発売)などの新製品を発売し、製品ラインナップの拡充を図ってまいりましたが、さらに今回、お客様のニーズに応えていこうと、機能性や操作性、メンテナンス性などに配慮した製品を追加し、また従来品のリニューアルを図ることにしたものです。
6月27日以降の改廃、仕様変更等
■室内ドア デザインの改廃
新デザイン2S・3Sを追加し、現行デザイン1M・1S・FWを廃番(2022年12月受注停止予定)とします。
<新デザイン>
<従来(廃番)デザイン>
<カラーバリエーション>
■室内ドア 自閉タイプの仕様変更
自閉タイプの吊り戸が多く採用されている大型の高齢者施設においては、要介護度の高い人が多く、吊り戸を軽い力で開けられることが求められています。仕様変更した自閉タイプの吊り戸はスチール吊り戸のように軽く開けることができ、分割レールの採用により、点検口を設けなくてもメンテナンスができるようになりました。
◆初期開放力を半減(約20N→約8N)
*デザインFFの場合
現行仕様の自閉タイプ 吊り戸に比べ、半分以下の力で開けることができます。
◆メンテナンス性をアップ
分割レールになっており、片側のレールを外すだけで吊り車を取り外すことができます。そのため、点検口の設置は不要になりました。
<開口アイテム>
■スライドインドア 両折れ仕様の追加、片折れ仕様の仕様変更
一般的にスライドインドアはトイレなど限られたスペースの中でドアを開閉するために使用されます。施設に設置されているトイレなどでは車イスの方もドアを使用します。車イスの方がドアを開ける際、手前や横に引く動作は苦手である傾向があります。そのため、車イスの方にとっては押して開けることが使いやすいドアになるため、室内外のどちら側からも、ドアを押して開けることができるスライドインドア両折れ仕様を追加します。また、両折れ仕様と同じ機構で片折れ仕様も対応します。
<カラーバリエーション>
参考価格
スライドインドアセット 両折れ仕様 \231,900~/セット(デザインFF、錠別)
スライドインドアセット 片折れ仕様 \171,900~/セット(デザインFF、錠別)
・表示価格は希望小売価格です。消費税、工事費は含まれておりません。
■室内ドア その他
DA錠が設置できる「収納用両開きドア」や室内用の非接触開閉式自動ドア「木製オートドア」を追加し、暗証番号を押すだけで解錠できる「キーレックス」設置をオプション対応します。また、クッションフロア後貼り施工に対応するため、あらかじめ吊り戸縦枠の下端を3㎜伸ばして出荷するオプション対応も追加します。
参考価格
収納用両開きドアセット \120,000~/セット(デザインFF、錠別)
・表示価格は希望小売価格です。消費税、工事費は含まれておりません。
■収納 吊り戸棚、ロッカー キッズタイプの追加
シューズボックスなどとも組み合わせてプランできる吊り戸棚、園舎向けのロッカー キッズタイプを発売します。ロッカー キッズタイプはアクセント背板もオプション対応します。
<ロッカー キッズタイプ>
<カラーバリエーション>
参考価格
吊り戸棚(幅600㎜) \42,200~/セット
ロッカー キッズタイプ(6人用:幅900㎜) \148,000~/セット
■シューズボックス 現行(施設向け)製品の仕様変更、キッズタイプの追加
従来(施設向け)製品のシューズボックスを4段仕様から3段と5段仕様に仕様変更し、園舎向けのキッズタイプを追加します。どちらのシューズボックスもアクセント背板をオプション対応します。
<シューズボックス>
<シューズボックス キッズタイプ>
<カラーバリエーション>
参考価格
シューズボックス(幅600㎜/5段・扉なし) \122,000~/セット
シューズボックス キッズタイプ(幅457㎜/4段x2列・扉なし) \103,000~/セット
・表示価格は希望小売価格です。消費税、工事費は含まれておりません。
8月22日以降の新柄追加
■新柄「ライトグレージュ」柄の追加
室内ドアや間仕切り、造作材、コンシェルジュカウンター、収納、シューズボックスなど製品全般に新柄「ライトグレージュ」柄を追加します。
グレーとベージュが合わさった「グレージュ」は近年では普遍的カラーとなり、インテリアに取入れられています。シンプル&ナチュラルな「グレージュ」は木目の個性もさりげなく感じさせ、馴染みやすく大変使いやすく、ニュートラルな色合いは家具、雑貨、ファブリックなどと調和します。
セーフケアプラスの基本カラーバリエーションは現行の7柄から8柄になります。
<カラーバリエーション>
今後の展開
当社では、今回のセーフケアプラス2022 製品追加と仕様変更を機に、より一層「セーフケアプラス」の市場浸透を図るとともに、「セーフケアプラス」製品群の拡充を進め、非住宅分野におけるシェアの拡大を狙ってまいります。
<問い合わせ先>
永大産業株式会社 お客様相談センター
フリーダイヤル:0120-685-110