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2022.08.05 ニュースリリース

永大ベトナム(EVC)の新規建屋が完成

 永大産業株式会社(本社:大阪市、社長:枝園統博)の100%出資子会社の永大ベトナム(EVC 社長:森田晋司)では、安定した生産体制を更に強化するために進めておりました新規建屋(延床面積 約4,600平方メートル)がこのほど完成し、7月27日から運用を開始いたしました。同社は2012年の生産開始以来、今年で操業10周年を迎え、当社にとって不可欠な生産拠点となっております。さらに当社の中期経営計画「Eidai Advance Plan 2023」の方針に沿って、日本国内向けのフローリングの生産のみならず、2021年4月からは経済成長著しいベトナム国内向け製品の生産と販売も開始しており、今後もより良い品質、より高い生産性を持った生産拠点として進化してまいります。

新規建屋建設の背景

 2012年の操業開始から10周年を迎えたEVCでは、現在3種類(シート、挽き板、ムク)のフローリングを生産しておりますが、同社における生産量が増加するにつれて、工場内のスペースに余裕がなくなってきたことが課題となっていました。

 こうした中、昨年5月にはシートフローリングを中心に生産量が当初目標数量を上回り、完成品をストックしておく場所の確保に迫られました。さらに、折からのウッドショックの影響により、材料の在庫の確保が課題となりました。そこで、当社が掲げている中期経営計画(EIDAI Advance Plan 2023)の中の事業継続マネジメント(BCM)強化の観点から、安定的な生産を行うには原材料の適正な在庫量を見直す必要があると判断し、昨年12月、約1億円を投じて新規建屋の建設に着手しました。

新規建屋の概要

 完成した新規建屋は鉄骨造りで延床面積は約4,600平方メートルあり、7月27日から運用を開始しました。主な用途は完成品、原材料のストックですが、挽き板フローリングのうち、生産ラインの一部をこの新規建屋に移設する予定です。

建物全景

今後の展開

 EVCの工場敷地(総面積)は約60,000平方メートルあり、既存の工場建屋、そして今回の新規建屋を合わせても、まだ余地を残しています。

 既存製品の増産、新製品の生産、さらに現地販売の拡大など様々な可能性を考慮し、今後の情勢を見極めながら、残る敷地の活用計画を策定してまいります。

<お問い合わせ先>
永大産業株式会社 事業管理部 広報課
TEL:06-6684-3058