2011.5.25

システムキッチン「ラフィーナ」の主要部材に

業界で初めて超低ホルムアルデヒドボードを採用

 この度、永大産業株式会社(社長:吉川康長)では、システムキッチン「ラフィーナ」のキャビネットに主要部材として用いているパーティクルボードを、当社が開発した超低ホルムアルデヒドパーティクルボード「リラックス」に変更し、6月1日より出荷いたします。

 化学物質に対する消費者の関心の高まりを受け、当社は、誰にとっても快適で、安心して使えるキッチンづくりを目指していく中、室内の空気という「目に見えないもの」に着目して取り組みを進めてまいりました。
 今回、当社の山口PB工場で生産している、ホルムアルデヒドの放散量を限りなくゼロに近づけたパーティクルボード「リラックス」を、業界で初めてシステムキッチンのキャビネットの主要材料に採用することに決定しました。この「リラックス」はホルムアルデヒド放散量がF☆☆☆☆の基準を遥かに下回るだけでなく、トルエンやキシレン、エチルベンゼンなど厚生労働省の定めた13のVOC(揮発性有機化合物)も、生産時に使用しておりません。
 2007年5月に発売した「ピアサスS-1」では、キャビネットをステンレスで構成する事により、VOCの放散を低減しました。それに続く取り組みとして、今回新たにシステムキッチン「ラフィーナ」において、木質系キャビネットのベース部分や吊り戸部分だけでなく、カップボードも含めたキッチンセット全体の主要部材に「リラックス」を採用することにより、これまで以上にVOCの放散を低減でき、安心で快適なLDKの実現が可能となりました。

 今後、さらに採用部位の拡大に努め、また「ラフィーナ」以外のシステムキッチンについても仕様変更を行い、最終的には全てのシステムキッチンを空気環境に配慮した製品としたいと考えています。

■EIDAIだけの技術で、空気環境に配慮

 システムキッチン「ラフィーナ」は発売当初より、LDKを家族の憩いの場として考えてきました。家族が気持ちよく過ごせるように、EIDAIは、【空気】に着目。シックハウス症候群の原因物質のひとつである ホルムアルデヒドの放散量を限りなく“ゼロ”にしたパーティクルボードの「リラックス」をキャビネットの主要部材に採用。見えない部分の【素材】にまでこだわりました。

■暑い夏場も「ラフィーナ」ならLDKは快適な家族の集いの場

 ホルムアルデヒドは温度上昇とともに放散量が増加します。システムキッチン「ラフィーナ」に採用した「リラックス」は、猛暑の気温40℃の条件下でも、 放散量がほとんど変化なし、いつでも安心な空気をキープできます。

グラフ  

■対象13物質に指定されているVOCを全く使用していません

 システムキッチン「ラフィーナ」に採用した「リラックス」は業界指針の4VOCに対する取り組みだけでなく、厚生労働省「室内空気汚染に関するガイドライン」の対象13物質に指定されているVOCを製造段階で使用していません。もちろん、ガイドラインの基準値もクリアーしていています。

対象13物質に指定されているVOCを全く使用していません  

■「リラックス」採用部位

キッチン本体、カップボードの主要部材に採用しました。

「リラックス」ボード使用部位

■出荷開始日

2011年6月1日

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