2012.2.29

家族みんなにやさしいインテリア部材

「セーフケアプラス」製品を市場投入

 永大産業株式会社(社長:吉川康長)ではこのほど、より安全・安心・快適な住まいづくりを目指し、家族みんなにやさしい製品群「セーフケアプラス」を発売いたします。

 かつてない高齢化社会が到来する中、シニア世代では「我が家を終の住みかに」と考えている方が多く、当社では、“生涯をわが家で暮らす幸せのために、10年後、20年後を見据えた住まいづくり”に配慮した製品群「セーフケアプラス」をご提案いたします。
 今後ますます増加するシニア世代の加齢による身体機能の変化に配慮。また一緒に住まわれるご家族の皆様にとっても、安全・安心・快適性をプラスした一般住宅用インテリア部材です。

 家族みんなにやさしい「セーフケアプラス」として、各種製品をラインナップいたしました。

     ◆衝撃を吸収するフローリング  『セーフケアダイレクト』
     ◆昇り降りの負担を軽減する   『中休み階段』
     ◆握りやすく、動作を補助する  『グリップ手摺』『マルボ21/リフォームマルボ』
     ◆開け閉めラクラク、段差がない 『吊り戸』各種
     ◆座ったまま楽にお料理できる  『キッチン』

 当社では、今回発売するシニア向け製品群「セーフケアプラス」をはじめ、空気環境に配慮した「ラフィーナ エアプラス」など、さらに“家族みんなにやさしい製品づくり”に積極的に取り組んでまいります。

【製品開発の背景】


1)世帯主が65歳以上の世帯数が増え続けます


 我が国は、かつてない少子高齢社会を迎えており、国立社会保障・人口問題研究所が明らかにした推計によると、世帯主が65歳以上の世帯数は、2010年の1,570万世帯から、2030年には1,900万世帯へ増加することが予測されています。また、その全世帯に占める割合も、2010年の31%から2030年には39%(8ポイントアップ)になるとされています。

2)シニア世代の70%以上が「わが家で暮らし続けること」を希望

 内閣府が行った平成22年度「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」によると、年齢を重ねても、現在の住宅にそのまま住み続ける、あるいは現在の住宅を改造して住みやすくするなど、約70%の方が「我が家で暮らし続けること」を希望しています。  また一方で、シニア向けの施設や賃貸住宅等の居室数は、シニア世代人口(約3,000万人)に対して5%程度(約150万戸)しか供給されていないのが実情です。

3)わが家への安全・安心・快適性が求められている

 シニア世代が暮らし続けたいと思う自宅は、必ずしも安全・安心・快適な環境とはいえません。現に、中高年の多くの方がご自宅に不満を持ち、改善を望まれています。また、東京消防庁がまとめた平成22年版「火災と日常生活事故のデータからみる高齢者の実態」では、高齢者のケガの約80%が「転倒、転落、滑落」によるもので、このうち過半数が住居で起こっていると報告されています。
 今後ますます増加するシニア世代の、加齢による身体機能の変化に配慮した、安全・安心・快適な住宅が求められているといえます。

 このような社会情勢を踏まえ、お子さまからご年配の方まで、家族みんなにやさしい住まいの実現を目指し「セーフケアプラス」製品を開発いたしました。

【コンセプト】


セーフケアプラス  


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