2019.02.26 ニュースリリース

多機能の壁材「アットウォール」を新発売

　永大産業株式会社（本社：大阪市、社長：大道正人）は、3月4日に壁材の新製品「アットウォール　フラットデザイン」を、また3月18日に新製品「アットウォール　カービングデザイン」をそれぞれ発売いたします。
　新製品「アットウォール　フラットデザイン」は調湿、消臭などの機能を備えた点が特長です。表面に柔らかなイメージのファブリック調（布目調）とクールな印象の石目調の2タイプ7柄のうちから、壁紙を選ぶような感覚でデザインを選ぶことができます。
　また「アットウォール　カービングデザイン」は、表面に日本の伝統的な模様をアレンジした凹凸加工を施し、クロスでは表現できない印象的な陰影を作り出した製品で、用途に応じ調湿・不燃タイプ、クリア塗装タイプ、無垢タイプの3タイプ各5柄から選べるようにしました。
　
　当社では壁材にこだわりを持つユーザーに対して拡販を図り、3年後には20,000ケース/年間の販売を目指します。

アットウォール開発の背景

　現代の住宅は、住宅の壁や天井に布、紙、合成樹脂のシートを貼って仕上げる、いわゆるクロス貼りが主流です。シートそのものの技術の進歩により、木目調だと今や本物のツキ板と見比べても見分けがつきませんが、一方で近年、壁材に立体的な意匠のほか、消臭等の機能を求める声も少なくありません。こうしたニーズを拾い上げ、製品化したのが今回の新しい壁材「アットウォール」です。

アットウォールの特長

「アットウォール　フラットデザイン」には様々な機能をもたせるため、基材には多孔質素材である化粧繊維混入ケイ酸カルシウム板を使用しました。この基材を用いたことにより、同製品は室内の湿度を調整する調湿機能、不快な生活臭を吸着・分解する消臭機能、空気中の有害物質を低減する吸着機能、燃えにくい防火性能（大臣認定の不燃材料）という4つの機能を発揮します。
　これに対し「アットウォール　カービングデザイン」は意匠性を高め、表面に凹凸を施した製品です。不燃性能・調湿機能・消臭機能を有する「調湿・不燃タイプ」、表面塗装の効果により凹凸による陰影がくっきりと見える「クリア塗装タイプ」、基材にラジアータパイン集成材を用いて、木そのものの肌触りや質感を味わえるようにした「無垢（パイン）タイプ」の3種類を品揃えしました。