2021.06.18 ニュースリリース
「セーフケアプラス」室内ドアを拡充
新たな不燃タイプ製品を追加し、戸先パッキンをリニューアル
永大産業株式会社(本社:大阪市、社長:枝園統博)は6月21日、「セーフケアプラス」製品群の室内ドアに新たな4種類の不燃タイプ製品を追加するとともに、従来の不燃タイプ製品(握りバー仕様)に引き手仕様を設定いたします。これにより、なお一層安全性を追求した住まいづくりを目指してまいります。
また、その一環として6月28日からは、指つめ防止を目的に一部のドアでオプション設定している「戸先パッキン」のリニューアルを実施いたします。
一般の住宅はもちろん、小さなお子様からシニア世代まで幅広い年齢層の方々が利用する施設で、より一層の安全性向上が求められる中、当社では今後も引き続き「セーフケアプラス」の製品ラインナップを充実させてまいります。
※「セーフケアプラス」:小さいお子様からシニア世代まで安心・安全かつ快適性に配慮した製品として、当社が2011年に発売した製品ブランド
「セーフケアプラス」室内ドア 新製品発売の背景
わが国では一般の住宅はもちろん、小さなお子様からシニア世代まで幅広い年齢層の方々が利用される施設で、より安全・安心で快適なインテリア部材が求められています。こうした中、当社では2012年2月、「セーフケアプラス」製品群を発売し、その後も品ぞろえの充実を図ってまいりましたが、新たに「セーフケアプラス」室内ドアの不燃タイプ製品を取り揃えるなど、幅広いニーズにお応えしていくことで、なお一層安全性を追求した住まいづくりを目指すことにいたしました。
新しい不燃タイプ「片開きドア」、「親子ドア」、「親親ドア」、「2枚連動片引き吊り戸」の特長
6月21日から発売する不燃タイプの室内ドアは、次の4種類です。
- 「片開きドア」
- 「親子ドア」
- 「親親ドア」
- 「2枚連動片引き吊り戸」
- 「2枚連動片引き吊り戸」には、独自のファインモーション機構を備え、指挟みの危険性を緩和するほか、扉を閉めた時に跳ね返りが少なく、最後までゆっくりと閉まります。
- 「2枚連動片引き吊り戸」は耐火構造物件の開口部に対応する袖壁ユニットが標準で設定されていますので、現場での袖壁製作が不要です。
- ドア・吊り戸とも枠材は、不燃性と強度の向上を図るため、材料にスチールを採用しました。
- ドア・吊り戸とも施設での設置を考慮し、標準錠(表示錠、間仕切錠、シリンダー錠)以外に、マスターキーにも対応しました。
色柄はいずれもネイキッドライト柄
■対応ドアデザインは全11種類
■対応カラーは全7色柄
従来の不燃タイプに引き手仕様を追加
従来の不燃タイプの吊り戸に、6月21日から引き手仕様を追加するのは次の3種類です。
- 「片引き吊り戸」
- 「片引き込み吊り戸」
- 「アウトセット吊り戸」
これら製品には、高齢者施設でよく選ばれる「握りバー」を採用していますが、園舎でよく採用される引き手仕様を新たに追加し、お客様の要望に合わせて「握りバー」と「引き手」をお選びいただけるようにしました。
■対応カラー 同じく全7色柄
室内ドアオプション「戸先パッキン」をリニューアル
保育園、幼稚園、認定こども園向けの室内ドアに最適なオプション「戸先パッキン」をリニューアルします。現行仕様と同等レベルで安全に使っていただけるよう配慮しながらも、意匠性の向上を図りました。新たに下端から上端まで通すデザインに変更したことにより、戸先パッキンが途切れることなく、ドアと戸先パッキンが一体感のある仕上がりとなります。
標準セット価格
不燃タイプ 片開きドアセット
(M4デザイン・ドアクローザー含む、錠別)
\364,500~/セット
・表示価格は希望小売価格です。消費税、工事費は含まれておりません。
今後の展開
当社では不燃タイプの室内ドアの販売量を初年度430セット、2年後に年間670セットと見込んでおります。今回の不燃タイプ製品発売を機に、より一層「セーフケアプラス」の市場浸透を図るとともに、「セーフケアプラス」製品群の拡充を進め、非住宅分野におけるシェアの拡大を狙ってまいります。
<問い合わせ先>
永大産業株式会社 お客様相談センター
フリーダイヤル:0120-685-110