内装システム事業部
大阪住設・収納工場 住設担当次長
(取材当時:内装システム事業部 製造改善室 室長 兼 生産技術課 課長)
1995年入社
高校時代は電気について学びましたが、逆に電気とは関係のない業種に就職したいと考えていました。大阪勤務の求人票を調べていたところ「システムキッチン」という言葉が目にとまり、自宅のキッチンを見てみると求人のあったEIDAIの製品だったため、運命を感じて就職試験を受けました。
製品そのものというよりも、メンバーが新しいことに前向きにチャレンジできる体制をつくってきました。同じ目標に向かい、目標を達成する喜びをわかちあうのが理想です。現場の技術力の向上はもちろん、今後もやりがいやおもしろさ、かっこよさの面で周囲からあこがれられるチームをつくっていきます。
大阪事業所 美原住設工場
製造課第二係
生産担当
その後、技術課 設備担当へ
大阪収納工場 製造課
組立二係
製造係長
大阪IP工場 建具製造二課
製造課長
内装システム事業部
製造改善室
室長
その後、生産技術課 課長を兼務
業務内容は、簡単に言うと「工場内の作業環境をよくすること」です。働きやすく、やりやすく、間違えにくく、管理しやすいように、日々改善を図っています。取り扱う製品は、造作材や建具ドア、建具枠、玄関収納、クロゼット扉、クロゼット枠など。人が行う作業を自動化(機械化)することで、経費を削減するとともに、人の作業に依存していたムラを安定させ、信頼性向上に努めています。なお、2020年の取り組みとして、建具ドア検査にカメラによる画像検査を導入した結果、前年対比で93%の経費削減に成功しました。今後はクロゼット折れ戸にも、カメラによる画像検査を水平展開していきます。斬新なアイデアを思いつく人は他にもたくさんいますが、改善や問題解決のスピードは誰にも負けないと自負しています。そのために私が心がけているのは、仕事を後回しにせず、すぐにやること。特に電話やメールについては、即レス・即対応を徹底しています。
家は人生で一番大きな買い物、とよく言われます。その中で建材や住宅設備は、品質、意匠、操作性の面で重要な要素となるでしょう。住まい手が五感で癒しを感じる製品づくりに携わることに、私はおもしろさとやりがいを感じています。必ずしも机上の理論が通用するわけではないので、さまざまな素材、さまざまな設備、さまざまな加工方法を試しながら形にしていきます。たとえばカメラによる画像検査において、木の色や柄(木目)まではなかなか判別することができません。色や柄(木目)がバラバラなのが、天然木の魅力でもあるからです。しかし、検査を繰り返し行うことで、99.9%の確率で同色同柄の認識が可能となりました。今後も、自動化ラインや人協働ロボットの導入などのオートメーション化は、積極的に行っていくつもりです。また、今私が携わっている仕事内容や考え方を後進に伝え、会社の発展にも寄与していきたいと思います。
Schedule
ある一日の流れ
07:30
出社・メールチェック
08:00
生産技術課の朝礼
08:30
製造改善室の朝礼
08:40
メール対応
09:30
EPI指導会(工場改善活動の進捗報告)
12:00
昼食&休憩
13:00
工事業者と打ち合わせ・見積もり依頼
15:00
内製設備の進捗確認と今後の計画作成
17:00
生産技術課の業務整理
17:30
製造改善室の業務整理
18:00
退社
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